パソコンをWi-FiルーターにしてスマートフォンやiPad等をWi-Fi接続する方法|SoftAP-Wi-Fiのセキュリティ

パソコンをWi-FiルーターにしてスマートフォンやiPad等をWi-Fi接続する方法|SoftAP

ホテルなどで有線LAN接続しか出来ない場合、有線LANのインターフェースを持つパソコンであればネット接続出来ますが、スマートフォンやiPadやiPod Touchには有線LANのインターフェースが無いため、ネット接続出来ません。
そのような場合、パソコンをWi-Fiルーターにして、スマートフォンやiPadやiPod TouchをWi-Fi接続する事が可能です。
「ホテル用Wi-Fiルーター」という商品はありますが、パソコンをWi-Fiルーターに出来れば費用はゼロで済みます。
この機能の事をSoftAP(ソフトウェア・アクセス・ポイント)と言い、これはWindows7からサポートされるようになりました。
この設定方法はパソコンから行います。今回はWindows8.1のノートパソコンを使い設定します。最初に「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定変更」からネットワーク接続を確認しておきます。図のように、イーサネット接続されており、Wi-Fiが接続されていない状態となっています。

ネットワーク接続

チャームの検索に「cmd」と入力し、コマンド プロンプトを表示したら右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

コマンド プロンプト

「次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?」と表示するので、「はい」をクリックします。
コマンド プロンプトが起動しますので、「netsh wlan set hostednetwork mode=allow」と入力しエンターを押します。図のように、「ホストされたネットワークモードは許可に設定されています」と表示します。
この手順によりMicrosoft Virtual WiFi Miniport Adapterを有効化させます。

netsh wlan set hostednetwork mode=allow

次にSSIDとセキュリティキー(パスワード)を設定するために、「netsh wlan set hostednetwork ssid=SSID名 key=セキュリティキー keyusage=persistent」と入力します。ここでは「「netsh wlan set hostednetwork ssid=test key=01234567 keyusage=persistent」と入力と入力しエンターを押すと図のように表示します。
尚、SoftAPでは暗号化方式はAESで認証方式はWPA2-PSKとなっています。

netsh wlan set hostednetwork ssid=SSID

最後にSoftAPを開始させます。「netsh wlan start hostednetwork」と入力するとサービスが開始し次のように表示します。

netsh wlan start hostednetwork

「ネットワークと共有センター」→「アダプターの設定変更」からネットワーク接続が図のようにSSID名が設定した名前になっている事を確認します。

SSID

次に「インターネット接続の共有設定」を行います。「イーサネット」を右クリックし「プロパティ」を表示させ、「共有」タブをクリックして、図のようにチェックしてホーム ネットワーク接続でローカル エリア接続* 5を選択してOKをクリックすると完了です。

イーサネット

スマートフォンから通常通りSSID「test」を選択しパスワード入力する事により正常に接続出来ます。

接続


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